【中央時評】政権崩壊と国家崩壊は違う=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.16 12:00
きのうは金日成(キム・イルソン)誕生102周年だ。金氏の世襲王朝は決定的な瞬間に近付いているようだ。変わるのか滅びるのかということだ。1993年の核開発宣言以来20年余りにわたり北朝鮮政権は自分たちが変わるかのようにだましてきた。ところがいまでは通じなくなっている。彼らが最も恐れる2人、韓国と米国の大統領が彼らの下心をわかっているためだ。
朴槿恵(パク・クネ)大統領はまず韓半島信頼プロセスとドレスデン構想のような対北朝鮮支援提案を出した。だが、これは可能性がほとんどないことを彼もわかるだろう。大統領の本当の関心は他の所にある。
それは憲法が規定した「平和的吸収統一」だ。憲法第4条は「自由民主的基本秩序に立脚した平和的統一」を定めている。「自由民主国家」は韓国だ。このため統一は韓国が北朝鮮を吸収することだ。