【コラム】ミシェル・オバマ女史の執拗さ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.15 16:16
中国で「表現の自由」と「普遍的人権」の重要性を立派に強調して帰ってきた米国のファーストレディー、ミシェル・オバマ女史がまさに米国内で容易ではない抵抗(?)に直面した。公立学校の生徒たちが学校給食がまずいと言ってミシェル女史のツイッターアカウントに怒りに充ちたメッセージを飛ばしているためだ。その中には「ランチは私が一番好きな科目だった。私の人生を台無しにしたミシェル・オバマ、ありがとう」もある。生徒たちが不平を言っている献立は、いわゆる「健康献立」だ。メニューには10代の若者たちの食欲をそそる脂肪や砂糖成分は少なく果物と野菜は毎日出てくる。多くの生徒がこのような給食に手もつけずに捨てる。このように捨てられる食べ物が年間12兆ウォン(約1億2000万円)を超えるという調査結果もある。
生徒たちが「体にはいいが味はない」という献立の背後にミシェル女史を指定したのは、まともについている。給食がそうなったのは2012年米国連邦政府が制定した学校健康献立給食法のためだ。ミシェル女史はこの法律誕生の世話役だった。