男性の2倍…韓国女性、若いがん患者多いのはなぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.15 14:19
韓国女性は男性に比べ、若くして癌(がん)に多くかかることが明らかになった。
14日、国立がんセンターによれば2011年新規がん患者の平均年齢は女性が56.6歳、男性が62.4歳だった。女性が5.8歳若かった。25~49歳のがん患者は女性が3万5602人で男性(1万5943人)の2.2倍だった。過剰診断の論争がある甲状腺がんを除いても1.5倍だ。高麗(コリョ)大学医大のアン・ヒョンシク教授(予防医学)は「若い頃に仕事に熱中して、子供を産んで育てる年齢になってがんに苦しめられる女性が2倍多いが、これによって家庭が不安定になり、経済活動に支障が生じて社会全体に大きな損失を招く」と話した。
京畿道(キョンギド)に住むハンさん(35、女性)は、2011年に肺がん4期の診断を受けてキャリア10年のコンサルティングの仕事を辞めた。治療がうまくいき、ある程度日常生活が可能になってから再就職を試みた。さまざまな所に最終合格したが、健康診断の胸部エックス線検査で肺がんが見つかって合格が取り消しになった。ハンさんは「これからはパートタイムの仕事でも探そうと目標を下げたが、これさえも容易ではない」と話した。