朝鮮科挙制のような「サムスン入社試験」…雇用ミスマッチ深刻化憂慮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 14:20
13日午前11時40分、ソウル大峙洞の檀国大付属高校では、サムスン職務適性検査(SSAT)を受けた数百人の求職者が試験場の外に一斉に出てきた。この日ここでは約1300人が、いわゆる“サムスン修学能力試験”を受けた。試験場を出てきた求職者の数人はたばこを取り出して口にくわえ、ため息をついた。檀国大付属高校から最寄り駅の道谷駅(3号線)2番出口までは、帰宅する受験生の行列が約30分間ほど続いた。試験場前の往復4車線の両端車線は受験生を迎えに来た親の乗用車が並び、通行に支障が生じるほどだった。
昨年下半期を含めてSSAT受験は2度目というクォン・ジョンヒョンさん(25、女性)は「サムスンがTOEICスピーキング・OPICなど語学の条件を上げたので、受験者の数は減ると予想していたが、期待とは違った」とし「新しくできた空間知覚能力領域だけでなく、韓国史・世界史の問題が出題され、難易度が非常に高かった」と話した。