【社説】ピンポン打つ米中…韓国主導で北核対話再開を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 09:52
対話なのか、衝突なのか。北朝鮮が「新しい形態」の核実験の可能性に言及したことを機に、こう着状態に陥っている北朝鮮の核問題が、重大な岐路を迎えている。国際社会の警告にもかかわらず第4次核実験を押し切る場合、北朝鮮との正面衝突は決まった手順も同じだ。だが最近になって足取りがせわしくなった6カ国協議当事国の交渉再開の努力が実を結べば、北朝鮮の核問題は思いがけない対話の局面に転換できるかもしれない。衝突よりも対話が望ましいことは言うまでもない。韓国の主導的役割が要求される理由だ。
韓国の新しい6カ国協議首席代表である黄浚局(ファン・ジュングク)外交部韓半島平和交渉本部長は先週、ワシントンで米国と日本側のカウンターパートと北朝鮮の追加核実験の可能性と6カ国協議再開案について議論した。帰国する間もなく黄本部長は北京に飛んで行って中国側の首席代表に会った。日米と中国の間で中間子的な役割を果たさなければならない韓国の立場に照らせば適切な行動だと評価する。黄本部長は韓日米首席代表会談を終えた後、6カ国協議の再開条件として北朝鮮に要求してきた非核化の事前措置を、柔軟性を持たせて適用することも可能だという立場を示唆して注目を受けた。