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<サッカー>FCバルセロナの韓国ユース有望選手3人に「出場禁止」命令

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.09 14:19
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世界サッカーの2巨人FCバルセロナ(スペイン)と国際サッカー連盟(FIFA)の力比べの過程で、韓国有望株が「出場禁止」という“流れ弾”に当たった。

バルセロナのユース組織「ラ・マシア」所属のペク・スンホ(17)とイ・スンウ、チャン・ギョルヒ(以上16)の3人は当分の間、公式試合だけでなくカップ大会など非公認大会にも出場できないことが明らかになった。ラ・マシアの関係者は8日、中央日報紙の電話インタビューで「バルセロナが韓国人選手を含むクラブ傘下の外国人有望選手10人に対して一時的に全試合に出場させないことにした」とし、「FIFAとの法廷戦を控えて不必要な議論を防ぐための措置」と説明した。

 
FIFAは2日、懲戒委員会を開いてバルセロナに対して45万スイスフランの罰金とあわせて向こう1年間、国内外選手の獲得あるいは移籍を禁止することを決めた。ユース選手の移籍に関連する規定を破ったという理由だ。FIFAは労働力搾取の可能性を憂慮し、両親を伴わない18歳未満選手の海外移籍を許容していない。

バルセロナはFIFA決定に対して控訴を準備中だ。海外の有望選手全員に学校や宿舎はもちろん、両親の役割を代行する代理人を提供するなど人権保護に万全を期してきたというのがその根拠だ。バルセロナは異議申し立てが棄却される場合、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に依頼して最後まで戦う方針だ。

この過程で韓国人3人に火の粉が振りかかる可能性が大きい。FIFAとバルセロナの訴訟戦が長期化する場合、競技力低下が避けられなくなる。欧州内のさまざまなクラブでサッカー留学している大部分の有望選手が潜在的な被害者になるおそれがある。

バルセロナ関係者は「世界サッカーの発展に寄与するという趣旨がまるで犯罪のように歪曲されて見えていることについてクラブ関係者は当惑している」と話した。

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    <サッカー>FCバルセロナの韓国ユース有望選手3人に「出場禁止」命令

    2014.04.09 14:19
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    (左から)ペク・スンホ(17)、イ・スンウ(16)、チャン・ギョルヒ(16)
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