三陟の北無人機、発見時点よりはるか前に墜落か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.09 09:07
昨年10月4日に江原道三陟(サムチョク)で薬草を採取しに行った市民によって発見された北朝鮮の無人機(UAV)は、実際にははるか以前に落ちた可能性が提起されている。
調査に参加した軍関係者は8日、「機体は水色一色で塗装されたと判断していたが、詳しく調査した結果、白い雲模様の塗装の跡が確認された」と話した。この関係者は「管理をせず運営中に色あせたことも考えられるが、墜落してから長い時間が過ぎた可能性がもっと高い」とし「坡州(パジュ)の無人機と塗装がほぼ同じだと判断される」と述べた。
6日に三陟で無人機を回収した当時、軍は塗装状態が坡州で発見された無人機とは違うという理由から、北朝鮮が「金型」を利用して大量生産した可能性に否定的な反応を見せた。しかし墜落した後に変色したことが事実と確認されれば、北朝鮮が無人機を大量生産した可能性が高まる。