「北朝鮮が金正恩暗殺に備え訓練」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.09 08:55
北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺に備えた訓練を大規模に行ったと中国国営環球時報が8日に報じた。環球時報記者が丹東と平安北道(ピョンアンブクド)など中朝国境地域で会った2人の消息筋は、「先月15日に平壌(ピョンヤン)で金正恩の暗殺を想定した訓練が行われた。国家安全保衛部と人民軍、中央各機関と部門長が全員訓練に参加した」と伝えた。彼らは、「訓練目的は敵対勢力と非正常な人が最高指導者を害することを防ぎ、こうした事件が発生した際に白頭(ペクトゥ)血統の持続を保証すること。北朝鮮でこうした訓練は初めて」と話した。
別の北朝鮮住民は最近英テレグラフが報じた金正日総書記暗殺未遂2件のうち1件を直接目撃したと話した。彼は「金正日は外出するたびに6台の防弾ベンツを3つの門から2台ずつ分けて出発させた後、道路で合流して1列に走った。これは外部の人が金正日がどこに乗ったのかわからないようにするため」と話した。同消息筋は、「金正日が通る道路は規制されるが、突然そばの道路から花壇を突き抜けて襲ってきた大型トラックが2番目のベンツと衝突した。事件の結果はわからないが、特定車両に突進したということは内部の者の呼応があったという話」と推測した。