日本保護を強調した米国防長官、中国の防空識別圏宣言を批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.09 07:52
中国を訪問中のチャック・ヘーゲル米国国防長官が中国の防空識別圏(ADIZ)宣言を批判した。ヘーゲル氏はまた、日本と中国が対立することになれば日本を保護する立場を明確にした。米中軍事信頼の構築に向けてのヘーゲル氏の中国訪問が、かえって葛藤を深めた格好だ。
ヘーゲル氏は8日、中国共産党中央軍事委員会の外賓接見室「八一大楼」で常万全・国防長官と会談したあと行った共同記者会見で、「各国が防空識別圏を宣言する権利は認めるが、周辺国と議論せずに設定するのは誤解と葛藤につながるおそれがあり危険だ」と述べた。