【グローバルアイ】東海併記法案の構図を変えた1枚のA4用紙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.08 11:39
おろおろする動きを見せた米バージニア州のマコーリフ知事が先月末に東海(トンヘ、日本名・日本海)併記法案に署名しすべての法的手続きが終わった。これで米国で初めて教科書に東海と日本海を併記する法案が7月に発効する。最後まで気をもんだ現地の韓国系住民もいまは足を伸ばして寝られるようになった。
法案が確定し各界からの声援が続いている。この運動を後援した中央日報ワシントン支社にも韓国から各種のお祝いと問い合わせが相次いでいる。日本が教科書挑発を継続している状況で遠くではあっても韓国人の快挙が胸をすがすがしくさせたためだ。
バージニアの韓国系住民社会でも自主的にこれまでの努力を評価し整理する作業が進められている。単発の出来事として終わらせるにはあまりにも多くの経験が蓄積されているからだ。個人的にさまざまな集まりに参加する機会があったが、興味深いのはほとんどの韓国系住民が州知事の文書を最高の成功要因に挙げている部分だった。3日に韓国人団体主催の記者懇談会で「米州韓人の声」のピーター・キム会長は、「この文書がなかったとすれば東海併記法案は通過が困難だっただろう」と話した。