【コラム】「第2の漢江の奇跡」 規制改革の成功にかかる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.04 14:25
最近、朴槿恵(パク・クネ)大統領が推進中の包括的規制改革は、今後、韓国経済に効率性と創造性、そして予測可能性を付加するという期待感をもたらす。朴大統領は就任初期から、経済政策の基調の一つとして創造経済の実現を強調してきた。創意性と革新を核心とする創造経済の基盤を用意するため、韓国政府は何よりも国内・世界市場に新しい商品とサービスを導入するのを妨げる不必要な規制を除去しなければならない。
世界各国が経済の効率性を高め、不況を克服するためにいわゆる規制戦争を行っている現時点で、韓国政府の強力な規制改革努力は、経済飛躍に向けた弾みになると期待される。規制当局が提示した改革案のうち、特に規制費用総量制の導入、そしてポジティブ規制体系からネガティブ規制体系への移行は注目される。また、朴大統領は外国人投資企業家の意見に耳を傾けることを約束した。今後、公式的な疎通のチャネルを確保し、外国人投資企業家とのコミュニケーションを拡大すれば、韓国経済の創意性と成長潜在力を高め、海外直接投資をさらに誘致できるはずだ。