【時視各角】色界:韓国の成長の限界(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.04 11:18
「色、4つの欲望」。先日放送されたKBS(韓国放送公社)の企画番組だ。人間の欲望を最も鮮明に表現する赤・緑・青とその合の白を文明史の側面から眺めた教養物だ。制作チームは色の意味を強調する。「人間は救援(青)に向けた欲望を経て不滅を念願する赤、所有しようという緑を通過して耽美(白)に戻る」。
最近、「成長の限界」の話をよくする。国民所得2万ドルから抜け出せず、企業の営業利益率は下降する。半導体・スマートフォン・自動車の次に牽引する主軸の産業が見えない。ある人はもっと高度成長すべきだが動力がないという。また、ある人は成長至上主義の寿命が終わったと診断する。ともに限界を話しているが、方向は違う。今の世代が成長の限界をどう規定するかにより、未来世代の姿は変わる。KAIST(韓国科学技術院)未来戦略研究センター(院長イ・グァンヒョン)と興味深い調査をしてみた。オピニオンリーダー55人に「成長の限界は何であり、その責任は誰にあると思うか」と尋ねた。その類型を4つの色に分けて表した。