日本で消費税引き上げ、ひとまず動揺なく(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 08:49
先月31日午後7時、日本の神奈川県川崎市にある新百合ケ丘駅。乗車券を販売する窓口ごとに100メートル以上の列ができた。自動発売機の前も同じだった。消費税が上がる前に定期券を買おうとする人たちだ。この駅から東京新宿駅まで6カ月分の定期券は消費税が5%である3月31日までは5万7080円。税率が8%に上がる4月1日からは5万8430円で買わなければならない。数時間差で1350円多く出すことになる。
駅の中は修羅場だった。「お待ちいただいても購入できない場合があります。0時を過ぎれば自動的に発売機は止まります」。拡声器を持った駅職員が繰り返し叫んだ。定期券を買うには希望の区間を正確に入力して身元確認手続きも経なければならない。発給されるまで時間がかなりかかる。5~6時間の列をつくらなければ券が買えない。駅前にいた20代女性は「4時間ぐらい待った。増税前の今日に必ず買う」と話した。あきらめて背を向ける人も多かった。