韓国でM5.1の地震…昨年から頻発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 08:10
ソウル瑞草区牛眠洞(ソチョグ・ウミョンドン)に住む会社員のチョンさんは1日未明、驚いてベッドから飛び起きた。夢うつつにアパート12階の自宅が音を立てて揺れているのを感じたためだ。頭上の電灯もカタカタと揺れていた。
この日午前4時48分、忠清南道泰安郡(チュンチョンナムド・テアングン)の西格列飛島から北西に100キロ離れた海域でマグニチュード(M)5.1の地震が発生した。午前9時25分には同じ位置でM2.3の余震が続いた。M5.1は1978年に韓国の気象庁が計器観測を開始して以来歴代4番目、海域で発生した地震のうち2番目に強い地震だ。気象庁はこの日の地震で泰安半島はもちろん、ソウル・京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)などで窓やベッドが揺れるほどの振動が感知されたと発表した。
西海(ソヘ、黄海)では昨年から地震が頻発している。1978~2012年には年間平均6.14回の地震が起きていたが、昨年は合計52回の地震が発生した(M2.0以上基準)。このうち昨年5月に仁川白リョン島(ペクリョンド)付近で発生した地震はM4.9で、今回の地震の規模に劣らず強いものだった。