３０日午前６時からソウル・麻浦（マポ）大橋の全区間で交通が規制される。予告された通りハリウッド映画『アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン』の撮影のためだ。

漢江（ハンガン）の橋が規制されるのは史上初めてだ。１９００年に初めて漢江に架けられた漢江鉄橋が開通してから夜間通行禁止を除き漢江の橋の通行が禁止されたことはなかった。麻浦大橋の規制は午後５時３０分まで１１時間３０分にわたる。車両はもちろん歩行者と自転車も通行できなくなる。警察は麻浦大橋周辺に交通規制および迂回路案内の看板とプラカード６４０個余りを設置した。撮影当日には交通警察を配置して交通整理に出る予定だ。ソウル市も麻浦大橋を通過するバス１３路線を臨時に変更して運行することにした。

４月２～４日にはソウル・上岩洞（サンアムドン）デジタルメディアシティ（ＤＭＣ）のワールドカップ北路が両方向とも規制される。午前６時から午後６時までで、ワールドカップパーク７団地ロータリーから上岩小学校ロータリーに至る区間だ。４月５日には建大（コンデ）入口駅交差点～清潭（チョンダム）大橋進入ランプ区間の１車線と永東（ヨンドン）大橋北端～清潭大橋進入ランプまでの２車線が規制される。午前４時３０分から午後５時３０分までだ。

４月６日には江南（カンナム）大路で撮影が行われる。最大の交通混雑が予想される日だ。午前４時３０分から正午にかけて江南駅交差点から教保（キョボ）タワー交差点方向の車線が規制される。反対側の車線は通行できる。ソウル市は、「江南大路を迂回するバスは３６路線で、あらかじめ迂回情報を確認してほしい」と呼びかけている。江南大路の規制区間を通る市民は江南駅停留所で下車して移動しなければならない。４月１０～１２日には江南・炭川（タンチョン）駐車場が、１３日には文来洞（ムンレドン）鉄鋼団地通りが臨時規制される。（中央ＳＵＮＤＡＹ第３６８号）