『アベンジャーズ2』撮影に漢江の橋“太っ腹”貸出…広報効果vs市民不便=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.26 13:29
西暦20××年。韓国人女性科学者がセビッドゥンドゥン島で新技術を開発する。これを奪い取ろうとする悪党たちがソウルを訪れ、ヒーローたちは彼らと対決する。ソウルで撮影されるハリウッドブロックバスター映画『アベンジャーズ2』のあらすじだ。
「麻浦(マポ)大橋進入規制。映画撮影予定。3/30日曜日。06:00~17:30」
25日10時。麻浦大橋をはじめとするソウル市内各地に赤い文字で書かれた案内文が掲示された。『アベンジャーズ2』が撮影される今月30日から交通が規制されるという予告だった。同じ時刻。来月13日に撮影が予定される九老区文来洞(クログ・ムンレドン)の鉄工所通りは早朝から慌ただしかった。映画会社関係者らが鉄工所をひとつづつ訪ね歩き撮影許可のサインをもらった。1970年代の開発時代の風景を残しているこの周辺は最近20代の若者たちが多く訪れているスポットだ。金型製作所で働くチョン・ビョンイクさんは、「海外でも有名な俳優が出演する映画なので協力するべきだが、見物しようとする若者たちが押し寄せ安全問題が起きないかという心配もある」と話した。