BMW防弾車にオランダ国王との昼食会…朴大統領に特級儀典
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.25 11:39
24日にオランダ・ハーグで始まった核安全保障サミットに出席中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が厚遇を受けている。議長国のオランダ政府は今回の行事に参加する53カ国首脳と4つの国際機関のトップのうち、韓国をはじめとする6カ国にのみ防弾車を提供した。朴大統領に提供された車は銃弾を防ぐ特殊装置が付いたBMW M7だ。
李基哲(イ・ギチョル)駐オランダ大使は「オランダが韓国をどれほど重視しているか分かる」と述べた。李大使によると、防弾車が提供されたのは米国・イスラエルなどテロの危険が大きい国、韓国のようにオランダが格別の待遇をする国という。閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は 韓国もテロの危険が大きい国と見なしたのではないかという指摘に対し、「事実でない。善意で配慮し、提供したと判断すればよいだろう」と述べた。
朴大統領はマルク・ルッテ・オランダ首相が主宰する昼食会(25日)とは別に、ウィレム・アレクサンダー・オランダ国王が主宰する24日の単独昼食会と夕食会にも招待された。李大使は「オランダ国王が昼食・夕食会ともに提供した国は韓国と中国だけ」と説明した。この日の昼食会には、2002年の韓日ワールドカップ(W杯)当時にサッカー韓国代表監督として「4強神話」を築いたフース・ヒディンク氏、オランダのPSVアイントホーフェンでプレーしている朴智星(パク・チソン)選手も招待された。ヒディンク元監督はオランダ人。