韓国通信会社KT、ハッキングで個人情報1200万人分流出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.07 13:40
国の基幹通信会社のKT顧客センターのホームページが、高卒の独学ハッカーに侵入されて1200万人の個人情報が流出した。2012年にKTが内部コンピュータ・ネットワークをハッキングされて870万人分の顧客情報が流出した後2年で同じことが起こった。今回のハッキングは1年間続いていたのに、KTは警察がハッカーを捕まえるまで流出事実に全く気付いていなかったと分かった。
仁川(インチョン)警察庁広域捜査隊は5日、共謀してKTの顧客個人情報を取り出した容疑(情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反)でハッカーのK氏(29)とテレマーケティング業者役員のC氏(38)を拘束した。該当テレマーケティング社の代表P氏(37)は書類送検した。K氏らは昨年2月から1年にわたり1200万人の名前と住民登録番号・携帯電話番号・住所などを取り出した容疑を受けている。KT全体の加入顧客1600万人中75%の個人情報が奪われた。取り出した情報は、携帯電話の開通営業に使われた。KTを詐称して顧客に連絡した後「今よりも良い条件で携帯電話を使うようにする」として新規顧客を確保した。警察はこうした手法でC氏らが115億ウォンを稼いだと見ている。