韓国炭素税、全面的に再検討…「国産車の逆差別なくす」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.06 11:37
韓国の国産車逆差別論議を呼び起こした低炭素車協力金(炭素税)が、本来よりもはるかに引き下げられる。炭素税賦課対象がほとんど国産車であるために、売り上げへの打撃が憂慮されるという自動車業界の意見を政府が受け入れるからだ。
尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官は5日、中央日報の電話取材に「国産車購入者の負担を減らす方向で制度を原点から再検討する」として「具体的な案は環境部と協議しなければならないが、大きな枠組みとしては炭素税が(環境部の)原案よりも下がるだろう」と話した。彼は「原案どおりの制度が施行された場合、結果的に輸入車が恩恵を受けて国産車は被害を受けるということが起こってはならないと判断した」と説明した。ただし炭素税の施行をしないとか延期すべきだという業界の主張に対しては「計画どおり来年から施行する予定」と一線を引いた。