「安倍首相、世界の変化を分かっていない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.03 13:40
3・1運動は平和を渇望する非暴力抵抗運動だった。そのような運動の趣旨が薄れるほど、最近の韓日両国の緊張感はいつよりも高まっている。日本政府の極右化のためだ。日本奈良女子大学の中塚明名誉教授(85)はこうした状況を深く懸念している歴史学者だ。
中塚教授は義菴・孫秉熙(ソン・ビョンヒ)先生記念事業会の招待で28日午後、ソウル慶雲洞の天道教中央大教堂で「3・1独立宣言の精神と東アジア平和」をテーマに講演した。中塚教授は日本の史料はもちろん、韓国の史料を深く調べ、日本帝国主義侵略史を客観的に研究した最初の日本人学者に挙げられる。“日本の良心”と呼ばれたりもする。