「過去の歴史を否定すればするほど窮地に」朴大統領、三一節迎え日本に警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.03 07:46
朴槿恵(パク・クネ)大統領が慰安婦の強制動員を認めた「河野談話」を検証する動きを見せる日本に対して強硬な警告メッセージを送った。1日に世宗(セジョン)文化会館で開かれた三一節(独立運動記念日)の記念式でだ。朴大統領は日本に対して「真の勇気は過去を否定することではなく歴史をありのまま直視すること」とし、「過ちを認められない指導者が新しい未来を開いていくことができないのは当然のことだ」と指摘した。続いて「両国が新しい繁栄の未来に進んでいけるように日本政府が勇気ある決断をしなければならない」とし、「過去の歴史を否定するほどみすぼらしくなり窮地に追い込まれる」と警告した。朴大統領はまた、「政治的利害のためだけに歴史の真実を認めないならば孤立を自ら招くだけ」とも述べた。
朴大統領は昨年に比べて刺激的な表現は控えたものの、慰安婦問題に言及するなどして日本政府の問題を細かく指摘した。日本に対する演説分量も、昨年は原稿用紙2枚少しだったが今回は4枚以上になった。また「韓日両国国民の人情と信頼を政治が遮ってはならない」としながら安倍政府と日本国民を分離して言及した。