改革か支持率か、岐路に立つ安倍首相…構造改革の「毒杯」盛るか(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.02.26 14:02
「安倍晋三首相は確信に満ちた人だ。そんな彼も今回だけは心が揺れただろう」。日本の昨年の10-12月期の経済成長率が発表された17日、フィナンシャルタイムズ(FT)の記事の冒頭はこのようだった。安倍首相だけではなかった。アベノミクスに向けた世界市場の信頼も共に揺れた。先週、アベノミクスが2回もみじめな成績表を受け取った。昨年10-12月期の国内総生産(GDP)は前四半期より0.3%の成長にとどまった。その翌日には1月の貿易収支赤字(2兆7900億円)が史上最大だという発表が出てきた。安倍首相の就任直後に4.8%の成長率(昨年1-3月期)を記録した時でさえ「日本の最後のチャンス」(ニューヨークタイムズ)という賛辞を受けたアベノミクス。しかしすでに大きな暗雲が立ち込めている。
「日本銀行(BOJ)の輪転機を回してでも物価上昇率を2%に引き上げる」。