「キム・ヨナは、自分の位置を守らなくてはいけないから重圧がある」。

日本の時事通信が１７日、１９９８長野冬季オリンピックのフィギュアスケート女子シングル金メダリスト、タラ・リピンスキー（３２、米国）が浅田真央（２４）にエールを送ったと伝えた。リピンスキーは１９９８年当時、歴代最年少の１５歳で金メダルを取った後すぐに引退を宣言し、最近では米国ＮＢＣスポーツのフィギュアスケート解説委員として活躍している。特に浅田はリピンスキーに憧れていたという。

リピンスキーは「真央は可愛くてやわらかい感じだが、フィギュアスケート選手としてはとても強い」とした。報道によれば浅田は２０１０バンクーバーオリンピックでキム・ヨナ（２４）に敗れて銀メダルを取った後、フィギュアスケートを全面的に再検討した。その渦中に母親をなくすなど私生活でも試練があった。これについてリピンスキーは「真央は難しい時期と試練があったが全て克服した。明確な目標をたてて一生懸命に積み重ねて技術や演技は全て上達した」と称賛した。

リピンスキーは今回も金メダル競争はキム・ヨナと浅田が行うと見ていた。彼女は「キム・ヨナは自分の位置を守らなくてはいけないから重圧がある」として「真央に金メダルの可能性がある」と予想した。

また「フィギュアシンデレラ」のユリア・リプニツカヤ（１６、ロシア）も強敵に選んだ。リピンスキーは「リプニツカヤが地元で開かれるオリンピックでメダルを取る意味を知っている」としながら「真央とキム・ヨナがリプニツカヤとどのように戦うのかも楽しみ」と話していた。




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