中国発のPM2.5には…「人体に影響与えるほど汚染」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.12 11:39
中国発スモッグの影響が増えている中、スモッグの原因物質である微小粒子状物質(PM2.5)が鉛・カドミウム・ヒ素などの重金属で汚染されていることが分かった。
韓国地質資源研究院(KIGAM)のイ・ピョング博士研究チーム(環境地質研究室)は11日、大田で採取したPM2.5の重金属含有量分析結果を公開した。計45回の分析で銅は平均990ppm、鉛2520ppm、亜鉛5490ppm、ヒ素290ppm、カドミウム44ppmだった。これら5種類の重金属がPM2.5の重さの1%ほどを占めた。イ博士は「PM2.5の中の重金属がこれほどの比率なら、呼吸器を通って入る場合、人体に影響を与えるほど汚染が深刻だといえる」と述べた。