昨年の税収10兆9000億ウォンの「穴」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.12 11:02
昨年の国家の財政事情が1年前よりも一層悪くなったことが分かった。長い景気低迷で税金が予想よりも少なくなったためだ。10日、企画財政部が2013年度の総歳入・総歳出を締め切った結果、総歳入は当初予算より10兆9000億ウォン(約1兆500億円)少ないことが分かった。この余波で一年の国の生計の結果である歳計剰余金が8000億ウォン近い赤字を出した。
不況の影は細目でも明確にあらわれた。企業経営が大きく悪化する中、昨年の法人税は2012年より2兆1000億ウォン減少した。不動産市場の沈滞の余波で譲渡所得税が8000億ウォン減り、株式投資の余力もなくなりながら証券取引税も6000億ウォン減少した。交通・エネルギー・環境税も6000億ウォンのマイナスを記録した。