東南アジアで芽生えるもう一つの「漢江の奇跡」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.10 15:54
#1.4日午後6時、ラオスの首都ビエンチャン市内のメコン川西側の堤防。一日の日課を終えた市民が堤防沿いを散歩している。ラオスの国旗と並んで太極旗(韓国の国旗)が入った堤防完工記念碑の前のテラスは、集団体操や散歩のために来た人たちで埋まった。このような風景は最近、長さ12.3キロの堤防が完工して生じた新しい現象だ。
メコン川が流れるラオスは数千年間、洪水に苦しんできた。雨季に発生する洪水は年間9700平方メートルの堤防を侵食し、毎年40万ドルの経済的損失をもたらした。しかし韓国の借款と技術で着工から5年となる先月10日に堤防が完工し、ビエンチャン市民は大洪水の苦痛から抜け出すことになった。周辺の住宅価格は10倍に上がった。