「韓国、指標はよいが…短期外債・家計負債が問題」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.05 09:58
先月29日(現地時間)、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の規模を100億ドルさらに減らした直後、新興国の通貨の運命は明確に分かれた。FRBのテーパリングに備えて政策金利を引き上げたトルコ・インド・南アフリカの通貨は持ちこたえた半面、金利を上げなかったポーランド・ハンガリーの通貨は暴落した。ポーランド・ハンガリーは豊富な外貨準備高と良好な国際収支のため、相対的に“基礎体力”が十分な国と評価されていた。しかし危機が広がると、“基礎体力”はそれほど重視されなかった。
韓国はどうか。巨大金融機関の利害を代弁する国際金融協会(IIF)の評価は冷静だった。「韓国はメキシコ・フィリピン・ポーランド・チリと似ている」。IIF首席エコノミストのチャールズ・コリンズ氏にメールでインタビューした。コリンズ氏は米財務次官補、国際通貨基金(IMF)調査部副局長を務めた金融危機専門家だ。