カイゼンで過去の栄光取り戻したトヨタ自動車(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.04 13:07
先月23日、自動車業界の視線が愛知県豊田市に集まった。ここに本社を置くトヨタ自動車が2013年の販売実績を発表する日だったためだ。順位競争に意味はなかった。トヨタは昨年11月までですでに909万台を売っており、年間販売台数が971万台と970万台となったゼネラルモーターズ(GM)とフォルクスワーゲンをはるかに上回ると予想された。関心の焦点は販売台数そのもの、言い換えればトヨタが世界で初めて年間販売台数1000万台を突破できるかに集まった。結果は998万台。わずか2万台の差で1000万台達成には失敗したが、この事実はトヨタの世界1位の守城を低評価するほどの根拠にはならなかった。
2年連続販売台数1位のほかにも昨年トヨタが収めた成果は輝かしい。日本のメディアはトヨタの2013年度の営業利益見通しで過去最高額となる2兆3000億円を提示している。生産台数1000万台突破(1011万台)、ハイブリッド自動車累積販売台数600万台突破、中国市場最大販売記録(91万台余り)などもすべて昨年の成果だ。量的にも質的にも2013年の世界自動車市場の勝者は断然トヨタだった。