量的緩和縮小ブーメランの懸念、日米英の株価が今年3~10%下落(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.04 09:23
新興国の危機がなかなか沈静化しないでいる。為替相場防衛のための新興国の高金利処方すら効かないばかりか、日本をはじめ米国や欧州の証券市場まで動揺している。新興国危機が先進国市場まで広がる兆しだ。
3日、ドルに対しトルコのリラとインドのルピーの価値が再び落ちた。両国は先週金利引き上げという非常処方を使った国だ。これに加え、通貨価値が下がりエネルギーを輸入する新興国は「ハイパーインフレ」という二重苦に苦しめられている。国際原油価格が上がっていなくても通貨価値が下落したため自国通貨基準の原油価格が急騰しているためだ。トルコ、インドネシア、インド、南アフリカ、ブラジルが代表的だ。