仏アングレムの慰安婦漫画展…「涙が出る、これは犯罪」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.03 09:39
先月31日午前、フランス西部の小都市アングレム市のアングレム劇場地下展示館。韓国の有名漫画作家19人が「負けない花:私が証拠だ」をスローガンに参加した「慰安婦韓国漫画企画展」が開かれていた。その中のパク・ジェドン作家の『終わらない道』(縦20センチ、横2.2メートル)という作品が目を引いた。
絵の中の「私の暮した故郷」には、春の気配がそこかしこに感じられる。わらぶきの家の塀に沿ってチンダルレ、レンギョウ、あんずの花がふっくらと咲いていた。しかし村の横には狭くて赤い道1本が闇の中へと繋がっていて、その道の行き止まりには白いチョゴリに黒いスカートをはいた短い髪の少女が立っている。両手で顔を覆って故郷を背を向けたまま…。