仏漫画祭で韓国の説明会が突然取り消し…背景めぐり議論に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.31 09:05
仏アングレーム国際漫画祭で日本軍慰安婦問題を告発する内容の韓国の漫画企画展をめぐり日本側が不当な圧力を加えたという疑惑が提起されたことに対し漫画祭組織委員会が直接反論した。30日午前11時に開かれた韓国漫画企画展「散ることのない花」オープニングでのことだ。
フランク・ボンド組織委員長は記者らに、「日本が展示会を取り消すよう圧力を加えた」という疑惑に対し、「もしそのようなことがあったら私はこの席にいなかっただろう。アングレームは独立的なフェスティバルだ」と強調した。
29日に韓国側がパリで行おうとしていた説明会が急に取り消され、組織委が過度に介入したのではないかとの主張が提起されたことについても、「漫画以外のことで紛争を起こす必要はないと判断し韓国と相談した後に記者会見を取り消したもの」と説明した。続けて、「この展示会は普遍的な戦時状況の悲劇に対し論じたものにすぎず、両国の問題を議論するための展示会ではない。誤解がなければ良いだろう」とした。漫画以外には不必要な論争を避けるという意味だった。