日本の研究陣が万能細胞を簡単に作る方法を発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.30 08:51
日本の研究陣がネズミの体細胞を分化以前の原始細胞に戻す逆分化の新しい方法を見つけた。遺伝子を操作する既存の人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは異なり、細胞の環境だけ変えれば良い簡単な方式だ。「2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞したiPS細胞よりさらにすごい発見」(キム・ジョンボム蔚山(ウルサン)科学技術大学大ハンス・シェルラー幹細胞研究センター長)という評価が出ている。
日本の理化学研究所の小保方晴子博士チームは29日、生まれたばかりのマウスから抽出した血液細胞を弱酸性溶液で刺激し胚性幹細胞のような性質を持たせるのに成功したと明らかにした。世界的な科学誌ネイチャーに発表した2本の論文を通じてだ。