韓中の海に面する格列飛列島…20年ぶりの有人化で領海主権を守る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.30 08:49
忠清南道泰安郡新津島の海洋警察埠頭を出港した警備艦320艦が激しくエンジンの音を響かせた。船尾の太極旗が、30ノット(時速約55.5キロ)の高速艦によるしぶきを浴びながら翻った。
27日、大韓民国の最西端の無人島、格列飛列島に行く320艦に乗った。大きな島3つと付属島嶼9つが列を作って飛ぶ鳥の姿に似ているため、格列飛列島と名付けられた。“西海(黄海)の独島(ドクト、日本名・竹島)”とも呼ばれる。
国土の最西端(東経125度34分29秒)にある無人島。西海の領海を決める10基点のうちの一つだ。泰安半島から55キロ離れたこの島を基準に韓国の領海も中国側に膨らむ。中国の山東半島からは268キロ離れている。中国から犬がほえる声が聞こえてくるという話があるほどだ。