北朝鮮の宥和攻勢…白リョン島のビラ散布も止まった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.29 09:59
返答しそうで、しないようで。2月17日から離散家族の対面行事を進めるための実務接触を29日板門店(パンムンジョム)で開こうという韓国側の提案に28日、北朝鮮が見せた反応だ。これは北朝鮮がビラ散布など対南誹謗を中断し、柔軟なジェスチャーを取る中で出てきたものと注目されている。
この日午後までさえも北朝鮮が呼応してくるだろうという予想が多かった。北朝鮮側から板門店連絡官の延長勤務を要請してきたからだ。板門店の連絡官は通常午後4時まで勤める。しかし統一部当局者は「午後6時10分ほど北側が『今日は伝える内容がない。撤収しよう』と言及してきた」と明らかにした。離散家族の対面行事に関して何の立場表明もしなかったのだ。これで29日の実務接触は難しくなった。
通常、北朝鮮側の延長勤務要請は平壌(ピョンヤン)から韓国側に伝える内容があるが時間内に伝えられない場合に要求してきた。これを考慮すれば北朝鮮は離散家族の対面のための実務接触日程についての立場を表明する予定だったが、突然立場が変わったことを示す。