羅老号打ち上げ成功から1年…韓国初の韓国型ロケットの打ち上げ準備にあふれる活気
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.27 10:32
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23日、全羅南道高興郡の羅老宇宙センターで韓国型ロケットエンジン燃焼機試験設備の工事がたけなわだ。
23日午後、全羅南道高興郡(チョンラナムド・コフングン)の羅老(ナロ)宇宙センターにある羅老号(KSLV-1)発射台。昨年1月30日に羅老号を宇宙に打ち上げたロケット起立装置(エレクター)が徐々に本体を起こした。3カ月ごとに受ける定期検査のためだ。2017年に韓国型ロケットKSLV-2の75トンエンジン試験体を打ち上げるまで最上の性能を維持するための検査だ。
打ち上げ台左側の渓谷では15階建てマンションの匹敵する高さ32メートルの建物工事がたけなわだった。こちらは韓国型ロケットエンジンの核心構成品である燃焼機をテストする場所だ。1秒当たり300キログラムの液体燃料を燃やす試験だ。燃焼機内部の温度は最大3200度まで上がる。爆発事故時の被害を防ぐため周辺は厚さ1メートルの防爆壁で囲んだ。前には建物よりも高い35メートルの消音器が入る予定だ。