個人情報流出時の罰則強化、金融機関は通信会社より5年遅い=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.23 11:41
2011年の現代(ヒョンデ)キャピタルの顧客情報ハッキング事件後、金融業界で顧客情報出事件が相次いで発生したが、金融当局は法改正のような根本的な対策を実行に移さなかった。「対策をまとめる」「責任者を厳罰する」という言葉の羅列だけだった。
今回のカード会社3社の顧客情報流出前まで金融当局は安易に対応していた。昨年12月11日に昌原(チャンウォン)地検はSC第一銀行と韓国シティ銀行から顧客情報が流出した事実を確認した。2011年以降に銀行で内部従業員や関係者が加担して外部に顧客情報を持ち出したことが明らかになったのは初めてだった。金融決済の核心である都市銀行で顧客情報流出が起きたのに当局は強力に対応しなかった。