マイスターを集中育成…韓国、スイスに留学生を派遣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 13:24
韓国政府が来年からスイス留学派技術職人(マイスター)を集中育成する。機械やバイオのような産業分野で世界最高と評されるスイスの技術力を伝授するためだ。韓国産業技術振興院(KIAT)は20日、スイスのベルンでスイスエンジニアリング協会(SWISSMEM)とこうした内容のグローバル技術人材育成業務協定を結んだと明らかにした。朴槿恵(パク・クネ)大統領のスイス国賓訪問の成果のひとつだ。
これによると、毎年韓国の技術人材20人を選抜してスイスで職業訓練を受ける機会を与える。マイスター高校を卒業後にスイス企業の韓国法人・支社に就職した社員が対象だ。教育期間は3年間で、韓国で1年の準備期間を経て韓国政府と該当企業から教育費と滞在費の支援を受け2年間にわたりスイスで技術教育を受ける。韓国法人や支社を置くスイス企業25社のうち、化粧品のラウシュ、機械のインフィコン、物流自動化のスイスログを含む12社が来年からこのプログラムに参加することにした。