<個人情報流出>全国民の信用情報が5000万ウォン?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.21 14:03
カード会社顧客情報流出事件で金融機関の顧客情報管理実態が明るみに出てきた。金融機関は顧客情報を簡単に集めた。顧客は職員が蛍光ペンで表示した空欄を埋め、署名するのに忙しい。このように収集された情報は金融機関のコンピューターに保存された。流出することもあったが、金融機関としては信用情報法と施行令に基づき過怠金600万ウォン(約60万円)さえ支払えば済んだ。
また、同じ金融持ち株会社に所属する子会社が情報を共有して問題になっても処罰の程度が低い。現行の金融持株会社法は、持ち株会社が子会社の情報交換に関し、役員級の顧客情報管理人を選任し、顧客情報取り扱い方針を定めることになっている。これを違反しても5000万ウォン以下の過怠金さえ出せばよい。このため信用情報会社の職員1人にそれぞれ数千万人の顧客情報を奪われた。