【社説】高病原性鳥インフルの拡散、先制的に対応せよ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.21 13:11
高病原性鳥インフルエンザの拡散で防疫当局と畜産農家は緊急事態に陥った。韓国政府は初めて「スタンドスティル(一時移動中止)」命令を発動するなど緊急対応に入った。どのようにであれ全国への拡散を防がなければならない状況だ。
韓国政府は光州市(クァンジュシ)、全羅北道(チョンラブクド)、全羅南道の全地域に対し48時間にわたり畜産従事者の移動範囲を制限するスタンドスティルを発動した。対象者は14万人に達する。それだけ警戒心を持たなければならない状況であることを示すものだ。実際に全羅北道高敞(コチャン)の貯水池で死んでいるのが見つかったトモエガモも鳥インフルエンザ発生農場と同じH5N8型鳥インフルエンザに感染していたことが確認された。冬の渡り鳥が高病原性鳥インフルエンザの原因であると推定され全国的に広がりかねないとの懸念も出ている。