韓国で鳥インフル発生…カモ2万羽を殺処分
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.18 09:21
「生計と直結する問題なので本当に心配だ」。17日、全羅北道高敞郡神林面のカモ農家で高病原性鳥インフルエンザが発病したという話に、キムさん(60)は不安を隠せなかった。キムさんは高敞地域でカモ1万羽を育てている。キムさんは「消費が減るのは後の問題」とし「すぐに畜舎のカモが殺処分の対象になるのでは」と語った。
高敞カモ農家の試料から検出されたウイルスが、韓国国内で初めて発生した「H5N8」型高病原性鳥インフルエンザと確認された。高病原性鳥インフルエンザが2年8カ月ぶりに発生したのだ。これを受け、農林畜産食品部はこの日、家畜疾病危機管理標準マニュアル上の危機警報レベルを「注意」から「警戒」に引き上げた。