【社説】朴槿恵政権、公職者の逸脱から正常化を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.16 09:26
公務員の逸脱が危険レベルを越えている。特に、いわゆる「権力機関」の公職者が不正にかかわり、捜査を受けるケースが相次いでいる。公職規律が崩れているのではと問わざるを得ない状況だ。
昨日、最高検察庁監察本部は、女性芸能人の要請を受けて医者に手術費返還圧力を加えたという疑惑が提起された春川地検のチョン検事に対し、弁護士法違反および恐喝容疑で拘束令状を請求した。チョン検事はプロポフォール不法投薬容疑で自分が拘束起訴した芸能人の要請を受け、整形外科病院長に会って再手術や手術費返済などを要求した疑いだ。また暴力団の逃避を助ける見返りに金品を受けた容疑で、現職警察官が捜査を受けている。さらに経営不振の貯蓄銀行の経営陣から弔慰金1100万ウォン(約110万円)を受けた国税庁の幹部が解任された後、復職訴訟を起こし、2審で敗訴したりもした。