民主党の聖域「太陽政策」に触れたキム・ハンギル代表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.15 08:13
キム・ハンギル民主党代表が13日、新太陽政策を宣言した。この日の新年記者会見からだ。キム代表は「北朝鮮の核開発はすでに現実になっている」として「これからは新しい思考と対策、国民統合的な対北朝鮮政策をつくる」と明らかにした。キム代表は会見で「北朝鮮の急変事態による突然の吸収統一は、むしろ災難」としながら「漸進的で平和的な統一だけが祝福される」と強調した。このために新たな太陽政策を模索するという意味だ。太陽政策は、民主党にとっては聖域だ。そのような太陽政策の修正や補完に言及したという点で、党内外の波紋を呼ぶものと見られている。
会見後の質疑応答でキム代表は「当時は北朝鮮が核を備えていることは前提にならなかった。大きな変化があるしかない」と説明した。これに関連して卞在一(ビョン・ジェイル)政策委議長は「太陽政策にもかかわらず、北朝鮮が核・ミサイルを開発したという事実を認めたことで意味のある大きな一節」としながら「民主党は、太陽政策の根本目標である北朝鮮の変化と、このための和解・協力に役立つ方向を検討するいう趣旨」と説明した。