【コラム】K-POPを観光資源にしよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.14 10:00
3カ月間、中央SUNDAYに「米国ポップの源流を探して」という題名のコラムを7回にわたって連載した。米国内の由緒ある大衆音楽のランドマーク100カ所余りを直接訪ねた記録だ。1カ所ずつ訪問して興奮したし、感心もしたし、涙も流した。しかしいまだに心の片隅に残っている最も大きな思いは、可能性だ。聴くだけの大衆音楽を訪ねて行く観光資源に開発した外国事例を、韓国の文化観光産業の創造的成長動力に活用できるという可能性。
K-POPという用語が米国音楽専門誌ビルボードから海外メディアに初めて使われ知られるようになって今年で15年。その間、外国人観光客も年間1000万人時代を切り開いたが、K-POPを観光資源に開発しようとする努力は本当に不十分だった。今こそ大衆音楽という無形の文化資産を大衆音楽博物館のような類型の観光資源に開発する大きな絵を描く時だ。