【コラム】「北東アジア金融ハブ戦略」 どこへ行ったのか?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.10 15:57
新年会で国際業務経験が豊かな数人の専門家と、国別の業務推進スタイルと能力について話す機会があった。現在、国際金融機関に勤務している人は“短期間”に出せる業務成果をみれば韓国が断然トップという話をし、みんながこの意見に同意した。韓国国民特有の躍動性、瞬発力、勤勉さ、トップ意識は他の追従を許さないという自賛とともにだ。しかし長期的に継続する業務でも果たして卓越しているだろうかという点については、口を閉じた。
昨年末、政府は「金融業競争力強化案」という中長期の金融業発展方向を提示した。金融業の質的充実と価値向上を通じて、実物経済の活力回復を後押しし、良質の雇用と付加価値を創出するという内容の青写真だ。これに対し、業界は政府当局が金融サービス業に接近しているという点を歓迎したが、一部ではこういう政策がきちんと推進されるのかという疑いの眼差しもあった。