田中将大（２６）は柳賢振（リュ・ヒョンジン）のチームメートになるのだろうか。田中がロサンゼルスに到着した。ＬＡドジャース球団は「田中が望むならドジャースタジアム見学も喜んで受け入れる」と歓迎した。

日本のスポーツニッポンは１０日、「田中がロサンゼルスに到着した。その後、米国に滞在しながらメディカルテストに集中し、各球場の施設を見学する計画を立てた」と報じた。田中が米国に渡って真っ先に足を踏み入れたのがロサンゼルスという点で、ドジャースが田中の獲得に積極的だという解釈も出ている。

ドジャースは田中の球場訪問を歓迎し、雰囲気はよい。ドジャースのコレッティＧＭは田中側と接触したことを認めた。コレッティＧＭは「私たちには立派なスタッフがいる。みんな日本の選手をよく知っている」という言葉で田中に対する関心を表した。ドジャースは野茂英雄、石井一久、黒田博樹ら多くの日本人選手が活躍したチームだ。コレッティＧＭは「田中が施設見学を希望するなら、それはうれしいことだ。歓迎する」と語った。

田中の代理人ケーシー・クロース氏は、ドジャース所属のクレイトン・カーショー、ザック・グレインキーの代理人でもあり、ドジャースとの関係も好意的とみられる。

また、田中は米国で都市の住居環境、球場の施設を自分の目で確認する予定だ。メディカルテストも進める。体の状態に問題はないという確認を受けるためだ。田中は昨シーズン２１２イニングを投げた。日本シリーズ第６戦では１６０球を投げて完投し、その後、第７戦でも救援登板し、酷使されたという声が出ている。したがって米国の病院でメディカルテストを受け、異常がないことを証明する計画だ。

田中に対するメジャー球団の関心が高く、田中の動きに注目が集まっている。