バイデン米副大統領、華為の韓国進出に懸念(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.05 12:05
中国の通信装備会社の華為技術が韓国の無線ネットワーク事業に進出したことに対し、先月初めに訪韓したバイデン米副大統領が鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相に懸念を表明したことが4日、確認された。また、2008年の米国大統領選挙当時に共和党候補だったマケイン上院議員も「華為が韓国の無線ネットワーク事業に進出する場合、韓米関係がひどく悪化しかねない」と警告したことが明らかになり、この問題が韓米間の外交摩擦に飛び火する可能性が大きくなっている。
バイデン副大統領は先月6日、ソウルで鄭首相と1時間15分にわたり会談した席で、華為の韓国進出に対し懸念を表明し、鄭首相はこれに対し「よくわかった」と答えたと韓国政府関係者が伝えた。この日の会談でバイデン副大統領は鄭首相と韓米同盟の発展方向と北朝鮮の核問題などを話し合った。