南大門ひび割れ疑惑…大木匠の材木店など家宅捜索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.04 14:06
警察が崇礼門(スンレムン、南大門)工事問題と関連し、捜査に着手した。警察庁知能犯罪捜査隊は3日、崇礼門と光化門(クァンファンムン)の木材工事を総括した大木匠シン・ウンス氏(72)の江陵の材木店など5、6カ所に対して家宅捜索を行った。警察は崇礼門・光化門工事当時の木材使用内訳が不透明とみて、資料確保レベルでこの日、家宅捜索を行った。警察関係者は「現在としては事実関係を確認する段階であり、シン氏の具体的な犯罪容疑があるわけではない」と話した。
文化財庁は2008年、江原道三陟の濬慶墓から金剛松20本を伐採し、崇礼門と光化門の工事に10本ずつ供給した。この松は崇礼門の柱や光化門の表札板などに使われた。警察関係者は「文化財庁と施工者・監理者から提出を受けた崇礼門・光化門木材使用内訳を見比べた結果、資料が不透明だった」とし「文化財庁が供給した金剛松が一部流用された可能性があると判断した」と話した。