中国軍「迅速攻撃型」に変貌…海洋強国の道へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.02 14:39
中国の人民解放軍が、海洋強国の建設と日米同盟に対抗するための大々的な軍の改革を準備中だ。日本の読売新聞は1日付の1面トップ記事で、中国が陸軍中心の既存の7つの軍区体制を有事の際に迅速対応な能力を強化した5つの戦区体制に改編する内容を中心とした改革案を整えたと報道した。
改革案によれば中国は、沿岸に位置する済南・南京・広州の3軍区にそれぞれ陸・海・空の第2砲兵(戦略核ミサイル部隊)を統合運用する「合同作戦司令部」を設置する予定だ。これは戦闘遂行能力を強化して地域の守備型軍隊から攻撃型な軍隊編成への変化を意味する。複数の中国の軍部高位幹部は、これら沿岸戦区にそれぞれ西海(ソヘ、黄海)・東シナ海・南シナ海の制空権と制海権確保の任務が付与されると話した。昨年11月23日に中国が東シナ海防空識圏を宣言した後の後続措置の一環だ。「中国が『海洋強国化』を推進後、避けられない日米同盟との対応を念頭に置いた先行措置」と高位幹部は説明した。