【コラム】演技賞受賞者だけで125人…これでも年末大賞?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.02 13:46
毎年年末に放送される番組がある。歌謡大祭典、演技大賞、演芸大賞など年末の特集番組だ。地上波放送3局が歌謡・ドラマ・芸能別に日程が重ならないよう特別編成する。ドラマ・芸能は1年間に自社番組(出演者)に対して賞を授与する。以前は歌謡にも授与していたが、この頃は祝賀公演に変わった。
問題は、ドラマと芸能の授与番組だ。昨日今日の話でもない。名目は賞なのだが、出演者(スター)の体面を立てるのにそれぞれ数十ずつ乱発したせいで面白味も権威も見出せない。
できるだけ多くのスターを授賞式場に迎えてトロフィーを持たせようと、演技賞を長編・中編・ミニシリーズ・特別企画・一日・単発ものなどにできるだけ分ける。その結果、2013年の演技賞受賞者は3局合わせて何と125人に達した。ドラマ『相続者たち~王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ』のイ・ミンホはSBS演技大賞5冠王になった。10大スター賞、視聴者が選んだ最高人気賞、ベストカップル賞、ベストドレッサー賞、中編ドラマ部門最優秀演技賞だ。2人の共同受賞でも足りず、MBC演技大賞の黄金演技者賞は男女それぞれ3人ずつ共同受賞することもした。