黄砂を吸い込みながら初日の出…韓国気象庁、予報逃す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.02 13:05
初日の出を見るため1日未明にソウル城東区の鷹峰山に登ったイ・スンベさん(51、ソウル祭基洞)はがっかりした。雲がなかったため初日の出を見ることはできたものの、期待したほどではなかった。赤くて真ん丸な太陽ではなく、周囲がぼやけた黄色い太陽だったからだ。空を覆った浮遊粒子状物質のためだった。イさんは「マスクもせず何時間もホコリを吸い込んだ」とし「黄砂があることを知っていれば最初から初日の出を見にくることはなかった」と話した。
1日未明に黄砂が西海岸と一部の内陸地域に広がった。特に新年初日にソウルが黄砂に覆われたのは初めてだ。しかし気象庁も環境部も黄砂予報を逃し、初日の出を見るために野外に出た市民が不満を表している。